あ行 時代劇 身分違いの恋

「アシガール」作品紹介&レビュー

投稿日:2019年8月1日 更新日:

今日は「アシガール」をご紹介したいと思います。

商品リンク アシガール

総合評価

作者 森本梢子
掲載誌 ココハナ
出版社 集英社

 

こんな方におすすめ

  • 凛とした超絶美形男子に癒されたい
  • 戦国時代でも考えるより行動しちゃう、超ポジティブ女子を応援したい
  • 能天気な姉を天才頭脳で支える弟のツッコミに共感したい

 

登場人物

  • 唯(唯之助)
    どんな時でも若君ファースト!いつだって考えるより行動を起こす超ポジティブ女子高生。
  • 若君(羽木九八郎忠清)
    黒羽城城主、羽木家の嫡男。超絶美形で性格も良い、文句なしのイケメン。

  • 唯の弟。姉と違って頭脳明晰。唯が戦国時代へ行くきっかけになるタイムマシンを開発した天才。

あらすじ

とにかく足が速いこと以外はごく普通で、なんならちょっとおっさん化しているくらいの女子高生 唯は、ある日弟の作ったタイムマシンで戦国時代へタイムスリップしてしまう。

そこで超絶美形の若君、羽木九八郎忠清と出会い一目惚れ。戦国時代を生きる若君の命を守ることを目標に(ついでに若君に近づく姫君たちを倒すことも目標に)、常に考えるより行動を起こし、異常なまでの足の速さを武器に功績をあげていく。

ある時 唯は、敵の謀略で瀕死の重傷を負った若君を助けるため、タイムマシンで若君を現代に送る。普通であれば450年後の世界でパニックを起こすところだが、戦国武将らしく黙して語らず、凛としてふるまう若君に唯の家族は魅了され、身分違い&時代違いの唯の恋を少しずつ応援するようになる。

しかしそんな時、タイムマシンが故障し、修理も難しいことから現代と戦国時代を行き来することが出来なくなってしまう。

タイムマシンの故障により、時代を超えた唯の恋、はたしてどうなってしまうのか!?

ただひたすら個人的感想など(ちょっとネタバレもあるかも…?)

若君、かっこいいですね!まぁ、若君がかっこいいのは想定の範囲内なんですけど、たいして面白いことも、キュンキュンするような行動もしていないのに、凛として背中で語るというか、まとっている空気が全然違う超絶イケメン戦国武将さんです。

従来なら「若君かっこいー!!」で終わっちゃうところなんですけど、「アシガール」の魅力は若君だけじゃなく、唯のキャラクターにもあるのは間違いないでしょうね!とにかく唯と周りの人間の掛け合いが面白い(笑)こういうコメディタッチの作風により、敵に追われ落城しなくてはいけいという羽木家の悲壮さを全く感じさせず、時代物にありがちな堅苦しい感じが全くありません。とってもテンポよく楽しめます♪

恋愛ものとして読んでも若君にどっぷりはまれるし、コメディとして読んでも唯のキャラクター、そして尊のツッコミに何度も笑わされ、納得させられます(*´ω`*)

私は正直、森本先生の作品はいつもヒロインがどんくさく、ぼやっとしていて、それほど応援できなかったんですけど、唯はとにかく行動力が半端なくて元気なので、頑張れ!!って感じになりますね。

唯の「若君を守る!(そして若君に近づく!!)」ための行動力と、周りの人間との掛け合いを見たくて、どんどん読み進めてしまうのですが、読み終わった後には若君の凛としたたたずまいがしっとりと残る、そんな作品だと思います(*'ω'*)

Ⓒ森本梢子「アシガール」 集英社

さっそく読んでみよう♪

「アシガール」を読んで、若君のまとう空気を体感してみませんか?(*´ω`*)

商品リンク アシガール

総合評価

作者 森本梢子
掲載誌 ココハナ
出版社 集英社

お好きな書店でどうぞ!

映像化

NHK総合テレビの「土曜時代ドラマ」枠で2017年に放送されました。

DVD、ブルーレイ共に発売されていますので、興味のある方は是非ご覧になってくださいね。

商品リンク

登場人物 出演
速川唯(唯之介) 黒島結菜
羽木九八郎忠清 伊藤健太郎
速川尊 下田翔大
スタッフ
演出 中島由貴/伊勢田雅也/鹿島悠
脚本 宮村優子
製作 NHK

お好きなお店でどうぞ!

 

  • この記事を書いた人
びび

びび

転職により残業が減ったのをきっかけに漫画にはまる。 大人になってから読んだ漫画は3000冊以上。 今日も癒しを求めて、新たなイケメン探しの旅を続けている。

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